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【 航空会社のマイル(マイーレジ)とは?】

飛行機を使った際に乗った距離によって貯まる航空会社のポイントのようなもの。
飛行機では目的地までの距離をマイル(1マイル=約1.6km)で表示することから
この呼び方をする。

貯まったマイルによっていろんな特典を受けることができ、
日本では、ANA(全日空)やJAL(日本航空)などで
それぞれ貯めることができる。

※ANAとJALを合算することはできない。
ANAはANAマイル、JALはJALマイルと別物。
※海外の航空会社でも航空連合が同じであればマイルを共有できる。

LCC(ピーチやスターフライヤーなど)でも独自のマイルを貯めることは可能。
しかし、使い勝手はよくない。
移動はLCCと決めている方にはオススメ。

ピーチやソラシドエアなど大手航空会社の子会社でも
マイルは別扱い。

《マイル積算例》
路線:伊丹 ー 羽田 片道  運賃:VALUE
獲得マイル:210マイル

路線:伊丹 ー 千歳 片道  運賃:SUPER VALUE
獲得マイル:499マイル

運賃によって積算マイルは変わる。
当然、同じ路線であれば高い運賃ほど獲得マイルは増える。

 

【 マイルを貯めるための準備 】

まず、マイルを貯めるためには
航空会社のマイレージプログラムに入る必要があります。
ANAはマイレージクラブ、JALはマイレージバンクと
微妙に呼び方が違っていますが、
どちらもマイルを貯めるための会員のこと。
またマイルを貯める人をマイラーと呼ぶ。

どちらも(マイレージクラブ/バンク)の会員登録は無料

前述のとおり、
ANAとJALでお互いのマイルは別物なので
どちらかに決めて貯めていくこと
航空券を手に入れる一番の近道です。

ちなみに筆者はANAマイラー航空会社のコーポレートカラーから
JALは紅組、ANAは青組 と呼ばれたりもする。

ごく一部には、
JALもANAも両方のマイルをすごい勢いで貯めているツワモノも。

そんな彼らは紫組?? 笑

【 マイルを貯めてみよう!】

ANA、JALのいづれかでマイレージプログラムに登録したら、
早速、飛行機に搭乗!!

・・・・とはいかないですよね。

マイルを貯めるために無駄に飛行機に乗るのは本末転倒。

そこで、オススメのマイル獲得方法が
「陸マイラーのススメ」です。

「陸マイラー」とは
飛行機に全く(ほとんど)乗らずに、
マイルを貯める人たちをさして呼ばれている言葉で、
クレジットカード(以下、クレカ)を利用することで獲得できるポイントを
マイルに換えることで、
飛行機に乗らなくても効率的にマイルを獲得することが可能になります。

日々の生活でクレカで払えるものをすべて
クレカ払いにすることで、一般家庭でも
1年から2年程度で沖縄往復航空券2人分ぐらいは貯まります。

クレカのポイント還元率 :1% 〜 2%程度

毎月の支出が10万円だと毎月1,000ポイント
つまり年間12,000ポイント貯まります。

【必ず使う日々の食費】
『家計調査~家計収支編~(2019年)』 によると、
4人家族の一世帯当たりの1カ月分の食費の平均は、7万8,898円。
(総務省統計局のHPより抜粋)
だそうです。

お金持ちの家庭も入れた平均なので、
実際のところ一般家庭だと1ヶ月あたり
5万円から8万円の間ってとこじゃないでしょうか?

それをすべてクレカ払いに変えると、
これだけで、6,000マイルから9,000マイルになります。

さらに意外と見落としがちなのが、
コンビニなどの少額支払い。

たとえば、
コンビニでの1回の買い物平均額は
750円程度と言われています。

毎週行くなら、
750円×52週 = 年間 39,000円

一回あたり300円でも 年間15,600円

じゃあ、週二回行っていたら?
毎日コンビニでお昼ご飯を買っていたら?

年間とんでもないポイントが貯まります。

旦那さんや奥さんが会社勤めで、
毎日コンビニ弁当って方は
年間10万円分以上(伊丹-羽田往復航空券相当)の
ポイントを逃していたことに。。。

少し前は数百円でクレカを使うのって
ちょっと勇気が入りましたが、
(私だけでしょうか? )
キャッシュレスが推進されたおかげで、
一気にクレカが使いやすくなり、
さらに新型コロナの影響で
クレカ払いすることの方が普通になりました。

店員も客側も
「できるだけ不要なもに触りたくない」から
逆にクレカ払い(キャッシュレス払い)は喜ばれますよ。

とはいえ、
その新型コロナの影響で今は旅行がしずらいです。
ですが、コロナ終息後にお得に旅行するために
今のうちにこまめにマイルを貯めておきましょう!

「チリも積もれば」です。
コンビニの数百円だって遠慮なくクレカで払いましょう!

私はお茶一本(100円)だってクレカ払いしますよ。笑

 

【 貯まったポイントをマイルに換える 】

クレカのポイントはそのままでは、航空券に変えることはできません。
クレカのポイントを「マイルと交換する」必要があります。
一昔前は、
クレジットカード会社が提供する商品カタログから商品と交換する。
ってのが普通でしたが、
今はすべてマイルに交換することができます。交換レートは
通常 1ポイント = 1マイルVISAやダイナースなどは特殊な交換レートになっていますが、

結論からいうと、
100円 = 1マイル になります。100円で3ポイント貯まるけど、
マイルへの交換レートが 3ポイント= 1マイルといった感じですね。交換方法は
クレジットカード会社(VISAとかJCBとか)によって違います。
また、カードの種類によっても異なります。

ポイントをマイルに換える際に、
手数料が取られる(ポイントから自動で引かれる)場合や、
交換できるマイルに上限がある場合などがあるので
交換には注意が必要です。

クレジットカード機能付きのANAカードやJALカードは
マイルに交換することを前提としたカードなので、
マイル交換への優遇が大きなメリットとなります。

※マイレージクラブカードと混同しないように、
航空会社では「クレジットカード機能付き」と
表示されていることが多い。

 

【 貯まったマイルを航空券に換える 】

マイルは「特典航空券」という形で、
往復の航空券と交換することができます。

特典航空券への交換は、
それぞれの航空会社(ANA・ JAL)のホームページから、
自身のページにログインして交換を行います。

物や楽天ポイントなどと交換することもできますが、
特典航空券に交換するのがオススメです。

・物や他社ポイントへ交換:1マイル = 1円相当
・特典航空券へ交換 : 1マイル = 3円相当以上になることも

「ポイントはすべてマイルに換える!」
という方はANAカード・JALカードをオススメします。

ANAカードならこのページからの紹介申し込みで、
でプラスマイルが獲得できます。

 

【 どこに行きたいか?目標を決める 】

行きたい場所に必要なポイントの目標を立てると
貯める楽しみが倍増します。

《マイル目標》
ANAで算出  往復1人分の必要マイル数 (時期により異なる)

● 伊丹 ー 沖縄 往復
Lシーズン(閑散期)12,000マイル
Rシーズン(通常期)15,000マイル
Hシーズン(繁忙期)18,000マイル

● ハワイ
エコノミークラス : 35,000マイル ~
ビジネスクラス : 60,000マイル ~

● 北米
エコノミークラス : 40,000マイル ~
ファーストクラス : 150,000マイル ~

※マイルの特典航空券は席数が限られているため
路線によっては取りにくい場合があるので早めの予約が必須。
特にハワイなどの超人気路線は、
特典航空券の申し込み受付日に満席になることも。

マイルは有効期限があり通常2年
クレカのポイントは無期限だったり3年だったりと
カードによって違うので、
タイミングよくマイルに交換する必要があります。
(マイルへの交換は1週間程度かかる)

ギリギリまでポイントで持っておいて、
旅行の日程を決め始めたらマイルに換えるのがいいでしょう。
ただし、
クレカによっては年間の交換上限が決まっているので、
「ハワイに2人でマイルで行きたい!!」と
思っている場合は、
2年かけてマイルに換える必要がある場合もあります。

「年間の交換上限マイル数」と「行きたい場所への必要マイル数」
をしっかり確認して、計画的に交換しましょう。

 

【 キャンペーンは全力で活用すべし!】

いざポイントを貯め始めると、
「特典航空券でハワイ往復なんてとても貯まんないなぁ・・・・」
「家族4人分貯めるのは結構時間かかるなぁ・・・・・」
なんて思うこともあります。

そんなあなたも大丈夫!!
もっと早く貯まる方法があるんです!

クレカ会社や航空会社では定期的にキャンペーンをおこなっていて、
それを活用することで、
さらに効率よくポイント(マイル)が貯まります。

例えば、
・ブックファーストでのクレカ決済は ポイント2倍 とか
・2ヶ月間のクレジット決済が30万円以上で
5000マイルプレゼントとか

結構、頻繁に行われています。

このキャンペーンを活用することで、
年間1万マイル以上のボーナスマイルが獲得できることも。

「陸マイラー」の中には
年間何十万マイルを超えるほどの
とんでもないマイルを貯めている人たちもいます。

クレジットカード会社のキャンペーンや
航空会社のキャンペーンは常にチェックしましょう。

チェックしたらキャンペーンの参加登録は忘れずに!笑

筆者は普通のサラリーマンですが、
少ないときでも年間3万マイル
キャーンペンなどで多いときは5万マイルぐらいは
軽く貯まっていきます。

 

【 クレジットカード入会時のキャンペーンは必須】

クレカの種類によっては、
入会時や更新時にポイントがもらえるカードがあります。
そういった特典もどんどん活用して、
ポイントを獲得していきましょう!!

ANAカードは年会費がかかりますが、
入会時や更新時にマイルが獲得できます。

また、年会費が高いカードでも、
そのカード限定のキャンペーンなどがあり、
そのキャンペーンをうまく使うことで、
実質年会費が還ってきたり、
通常よりもポイントが多くもらえたり
と「年会費以上のメリット」があることも。

いずれにしても、
今現在、クレジットカードは無数に出回っており、
それぞれのカードで受けることのできる恩恵も異なります。

・飛行機で旅行したい方に最適なカード
・タダで宿泊したい方に最適なカード
・飛行機も宿泊も無料にしたい方に最適なカード
・マイルはそれほどたまらなくても
とにかく年会費は払いたくない方に最適なカード
など

自身の欲しいもの(受けたい恩恵)に合ったクレカを選ぶことが
重要です。

その年会費は高すぎないか?
(通常に比べてどれぐらいの付加価値があるか?)

逆に、
年会費はかかってないけども、
毎回マイルに交換するたびに手数料として5,000円かかってしまう。

年会費2000円払っていれば交換無料だったのに。。。
なんてことも。

しっかり検討して「陸マイラー」生活を楽しみましょう!!!

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